写真:鶴見俊輔・永遠の感覚より |
数学者・ワイトヘッドが最終講義の壇上から降りるときにポツンとつぶやいた、Exactness is a fake=「精密さなんてものは作りものだ。」
「この三角形の面積を求めなさい」が理系男子もお手上げの難解トリック
問題に登場するのは、ひとつの直角三角形だ。斜辺が “10”、90度角から斜辺に向かって伸びる垂直線が “6” という三角形である。
小学生でも解けそうなんだけど……優秀な就活生に出すには、ちょっと簡単すぎない? やや疑問だが、パラシャントさんの友人は公式通り「10×6÷2=30」という答えを出したのだという。すると……。(引用元:ロケットニュース24)
ホワイトヘッドがこういうことを言っている。「いま、この建物が、どれだけの容積の立方体としてここにある、ということは説明できる。そして、この建物も、ものとしてはやがて滅びていく。だけど、この立方体に価値観が含まれて、いまここで感じたことが非常に重大だと感じたならば、それは永遠だ。つまり、永遠は、価値観を入れたときに初めて生じる。価値観を抜きにしたときには、それはない」と。(鶴見俊輔・永遠の感覚)
アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド
(Alfred North Whitehead、1861年2月15日 - 1947年12月30日)は、イギリスの数学者、哲学者である。論理学、科学哲学、数学、高等教育論、宗教哲学などに功績を残す。ケンブリッジ大学、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン、インペリアル・カレッジ・ロンドン、ハーバード大学の各大学において、教鞭をとる。哲学者としての彼の業績は、ハーバード大学に招聘されてからが主体であり、その時既に63歳であった。wiki/アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド
話題、マイクロソフトの入社試験問題「この三角形の面積を求めなさい」
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