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【PDF4P】写真:世界初の加速器BNCT(ホウ素中性子捕捉療法による治験開始について |
ステラケミファのホウ素同位体濃縮技術をもとに開発したBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)用ホウ素薬剤「SPM-011」と、住友重機械工業<6302>が技術開発を進めてきたBNCT用加速器(BNCT治療システム「BNCT30」)を用いた世界初となるホウ素中性子捕捉療法による国内第1相臨床試験の結果を踏まえて実施されるという。再発悪性神経膠腫患者を対象に、主に加速器BNCTの再発膠芽腫患者24例に対する有効性を検討するとともに、第1相臨床試験に引き続き、加速器BNCTの安全性や忍容性を検討していくものだという。引用:2016年03月07日(株探(かぶたん))6302>
BNCTの主な特徴
①中性子とホウ素の反応を利用しがん細胞を選択的に破壊する
②効果は患部の深浅やホウ素薬剤の集積度に影響される
③照射は1~2回、30分~60分程度
④切開や切除を行わないので患者のQOLにも貢献
⑤PET検査による治療効果予測が可能 (引用:京都大学原子炉実験所/ホウ素中性子捕捉療法)
中性子捕捉療法
中性子捕捉療法(ちゅうせいしほそくりょうほう、英 Neutron Capture Therapy)とは、原子炉などからの中性子とガン組織に取り込まれた中性子との反応断面積が大きい元素との核反応によって発生する粒子放射線によって、選択的にガン細胞を殺すという原理に基づくガン治療法(放射線療法)である。この治療法に用いられる中性子増感元素としては10B、157Gd等が考えられているが、現在はホウ素のみが用いられており、この場合特にホウ素中性子捕捉療法(ほうそちゅうせいしほそくりょうほう、英 Boron Neutron Capture Therapy、BNCT)と呼ばれる。(
wiki/中性子捕捉療法)
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