矛盾の構造、民主主義はやや逆説的な表現になりますが、非政治的な市民の政治的関心によって、また「政界」以外の領域からの政治的発言と行動によってはじめて支えられる

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民主主義はやや逆説的な表現になりますが、非政治的な市民政治的関心によって、また「政界」以外の領域からの政治的発言と行動によってはじめて支えられるといっても過言ではないでしょう。(丸山真男『「である」ことと「する」こと』) 


ここでは、狭い意味の「政治」、つまりプロの政治家や政治運動家の政治と、広義の「政治」、つまり「国民主権」という際の、国民=市民一人一人が政治の主人だという意味での「政治を区別」すれば、著者の意図は明確でしょう。狭義の政治から本来の政治、つまり広義の政治を救い出さなければならないとの、問題提起でしょう。


丸山 眞男(まるやま まさお、1914年(大正3年)3月22日 - 1996年(平成8年)8月15日)は、日本の政治学者、思想史家。東京大学名誉教授、日本学士院会員。専攻は日本政治思想史。新字体で丸山真男とも表記される。

丸山の学問は「丸山政治学」「丸山思想史学」と呼ばれ、経済史学者・大塚久雄の「大塚史学」と並び称された。マックス・ヴェーバーの影響を強く受けた学者の一人であり、近代主義者[1]を自称する(wiki/丸山眞男)
矛盾の構造、民主主義はやや逆説的な表現になりますが、非政治的な市民の政治的関心によって、また「政界」以外の領域からの政治的発言と行動によってはじめて支えられる 矛盾の構造、民主主義はやや逆説的な表現になりますが、非政治的な市民の政治的関心によって、また「政界」以外の領域からの政治的発言と行動によってはじめて支えられる Reviewed by 管理人 on 19:20:00 Rating: 5

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