加戸前愛媛県知事「気骨のあるすばらしい人材(前川前次官)ですが、なぜ虚構の話を全国テレビで話すのか」

 加戸守行前愛媛県知事
加戸守行前愛媛県知事
「私は彼を買っています。それは、私が愛媛県知事のときに小泉純一郎内閣が三位一体改革をとり、義務教育国庫負担制度の廃止を打ち出して大もめにもめて、球を丸投げして全国知事会で結論を出してくれといったときに、数少ない勇者をかたらって徹底抗戦しました。十数人が反対しましたが、全国知事会では3分の2の多数決でこの理不尽な廃止制度が全国知事会で認められました。そのとき、当時文部省の初等中等教育課の課長として、前川参考人は、ブログの中で徹底してこれを批判して、あえて職をとしてまで義務教育国庫負担廃止に反対の論陣を張ってもらった気骨のあるすばらしい人材で、嘱望しておりました。彼が事務次官になったときには私はいちばんうれしかったです。本当に文部省を代表して気骨を持ってすばらしい次官が誕生したと思った」 

「その彼がなんで虚構の話を全国テレビで話すんだろうと。これはテレビ局が放送をカットしたから彼は救われたが、その後の発言様子をみていると、想像が全部事実であるかのごとく発言されている。そのことが国民をそういう方向に持っていくことになるんじゃないのかという危惧を持ちながらあえてこの場で言いました。報道の批判をしません。良識をもってカットしたテレビ局の判断には感謝します。そのリスクを冒してまで作り話をしなければならない彼の心情が私には理解できない」

(引用:産経ニュース

義務教育費国庫負担(ぎむきょういくひこっこふたん)とは、日本の教育において、義務教育諸学校の設置者である地方公共団体に対し、教育の機会均等を図る目的から、国が義務教育諸経費の一部を負担することをいう。 

小泉政権下で推進された三位一体の改革においては、国庫負担金の中でももっとも金額の大きい義務教育費国庫負担制度の存廃が大きな問題となった。

(wiki/義務教育費国庫負担)
加戸前愛媛県知事「気骨のあるすばらしい人材(前川前次官)ですが、なぜ虚構の話を全国テレビで話すのか」 加戸前愛媛県知事「気骨のあるすばらしい人材(前川前次官)ですが、なぜ虚構の話を全国テレビで話すのか」 Reviewed by 管理人 on 18:46:00 Rating: 5

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