「すでに医療崩壊」がんの治療法が「緩和医療法」一択の時、加入している先進医療特約は意味をなさない

「医療崩壊寸前」「医療体制崩壊」「先進医療」という言葉をよく耳にするようになりました。「先進医療」とは、厚生労働省の定義では「未だ保険診療の対象に至らない先進的な医療技術等の技術」とのこと。 

保険会社が医療保険パンフレットなどでよく紹介している先進医療は「陽子線」「重粒子線」といった放射線でがんを狙い撃ちするものだ。メスを入れる開腹手術などに比べて体の負担が少ない。ただし、費用は陽子線、重粒子線ともに全額自己負担で300万円程度かかる。 

このため、先進医療はどれもケタ外れに高額というイメージがあるようだ。会社員のA子さん（33）は「どんな病気でも先進医療なら助かるかもしれない。お金がなくてあきらめるのは絶対にイヤ」と先進医療の費用を保障する民間保険を検討している。 

引用:  日経新聞

癌治療法は「手術療法」「化学療法」「放射線療法」の三大療法に加えて、第四の治療法と呼ばれ注目されている「がん免疫療法」など複数あります。主治医と病気の現状を踏まえた上で治療方針を決めていきます。

「緩和医療法（緩和ケア）」とは、病気の治癒を目的とせず、苦痛の緩和を目的とします。