写真:(YouTube)The biggest question in the world at Plainpalais/What would you do if your income was taken care of |
この国民投票の結果、導入が決定した場合には、スイスの全成人の居住者に対して1カ月2600ドル(約28万3400円)の最低所得が保証されることとなる。この給付金は、所得税の対象外ともなっており、スイスの成人は、給付金の全額をそのまま生活費に充当することも可能となっている。
また、子供を持つ家庭には、この他に未成年1人あたり650ドルの給付金が加算される仕組みとなっており、夫婦と子供が2人の平均的な家庭で夫婦が無収入の場合には、月6500ドル(約70万8500円)、年収換算だと米国などの先進工業国の平均世帯収入を大幅に上回る7万8000ドル(約850万円)が支給されることとなる。(引用:2016/05/12 Business Newsline)
ベーシックインカム(basic income)とは最低限所得保障の一種で、政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を無条件で定期的に支給するという構想。基礎所得保障、基本所得保障、最低生活保障、国民配当とも、また頭文字をとってBIともいう。フィリップ・ヴァン・パレースが代表的な提唱者であり、弁護者である。しかし少なくとも18世紀末に社会思想家のトマス・ペインが主張していたとされ、1970年代のヨーロッパで議論がはじまっており、2000年代になってからは新自由主義者を中心として、世界と日本でも話題にのぼるようになった(wiki/ベーシックインカム)
【国民投票】スイス6/5 ‘Marxist dream’? 最低所得 1カ月2600ドル(約28万3400円)保証
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