〚万年筆のインク〛エルバンの アニバーサリー「1670」シリーズの第五弾『Caroube de Chypre 』

エルバン「1670」シリーズの第五弾
写真(reddit)キプロスのキャロブ
インクはJ. Herbin(エルバン)の『Caroube de Chypre(キプロスのキャロブ)』

J.エルバンは1670年(ルイ14世在位時代)にパリで生まれたシーリングワックスとインクの老舗ブランドです。 

船乗りだった創始者J.エルバンが、インドで買い付けた材料が飛躍的にシーリングワックスの質を高め、封ろうは欧州の流行に、そして習慣となり、王室の御用達となりました。

フランスを代表する高級香水瓶の封は、その誕生以来、一貫してエルバン社の製作によるものです。

1700年にはインクの本格的な生産を開始、1792年、最後の神聖ローマ皇帝フランツ2世戴冠の折にはエルバンのインクが献上されたとの史実も残されています。自然の中の豊かな色のイメージに着想を得たインクは定評を呼び、代表的な「ヴィオレパンセ」は、第一帝政時代から1966年までフランス全土の小学校で指定色として愛用されてきました。

フランス人が最初に指名するインクは、エルバン。これはナポレオン以来の国民的伝統でもあります。

(引用:クオバディス・ジャパン


エルバンは、彼の航海において、健康的な食物である乾燥したキャロブ(イナゴマメ)を好んだと言われています。キャロブの木は、古来より地中海諸国において栽培され、"キプロスの黒い金"としてヨーロッパの至る所で売られていました。

新しいインクは、その赤みを帯びた深いブラウンがエルバンの好んだキャロブを連想させることから"Caroube de Chypre(キプロスのキャロブ)"と名付けられました。

普段使いにも使える濃いめのブラウンと、上品に輝く金の微粒子が魅力のインクです。

(引用:Facebook:エルバン / Herbin
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