フランクル「クリスマスには帰郷できるという希望に委ねた末の落胆が、彼らを打ちのめした」

夜と霧
写真(夜と霧

人生から何をわれわれはまだ期待できるかが問題なのではなくて、むしろ人生が何をわれわれから期待しているかが問題なのである。

ヴィクトール・E・フランクル

強制収容所ではクリスマスと新年の間に多くの人が力尽きて死んだ。クリスマスには帰郷できるという希望に委ねた末の落胆が、彼らを打ちのめした。何かを期待される者として自分を捉え直すことでしか人は生き存(ながら)えられないと、同じ収容所体験した精神科医は言う。

ソース元:朝日新聞(時折のことば)より

ヴィクトール・エミール・フランクル(Viktor Emil Frankl、1905年3月26日 - 1997年9月2日)は、オーストリアの精神科医、心理学者。著作は多数あり日本語訳も多く重版されており、特に『夜と霧』で知られる。

wiki/ヴィクトール・フランクル
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